忍者ブログ

SPIDER DIARY

徒然なるままに…

[PR]

2024/04/18(Thu)21:45

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

カリフォルニア・トレジャー

2011/07/24(Sun)12:30

51oGECYVWxL__SL500_AA300_.jpg


最近、映画のレポがない、と友人に指摘されました。
見てないの?とも聞かれたんですが
いいえ。見てます。ただレポ書いてないだけです。


ということで、久々に。

今回はカリフォルニア・トレジャーです。
日本未公開の低予算映画なのですが、まぁ主演のマイケル・ダグラスが駄目親父のグダグダ感、
(しかし何処かカッコ良い)を好演しています。

内容は

チャールズ(マイケル・ダグラス)は元ジャズ演奏家だけれど、芸術家らしい突拍子のない行動と妄想の為、精神病院に入院している。
チャールズの娘、ミランダ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は未成年ながら、福祉課を誤魔化して一人、チャールズの残した家にアルバイトで生計を立てながら住んでいる。
そしてある日、チャールズが退院することになって、一人ながら自由な生活は終わりを告げる。
まともになって戻ってくると思っていた父親は相変わらずの奔放ぶり。
そしてチャールズは、三百年前のスペインの宣教師が残した財宝を探しあてる、という妄想に囚われ始め
何時の間にかミランダも父親の妄想に付き合ってあげることに……




何処までも自由奔放で、悪い言い方をすれば常識外れなチャールズ。
そしてしっかり者にならざるを得なかった少女、ミランダ。

親子だから、見捨てられないもどかしさや確執。
だけどそれでも、そこにはちゃんと愛情があって
途中まで、チャールズのアイタタ具合に観ててしんどいかも、と思っていても
なんだか最後まで見れてしまうのは、
確かに親としてはダメだし、人間としても痛いし、失格と言われても仕方がない気がするけれど
それでも親として、子供に対する愛情に嘘はなくて
そしてミランダ自信も、厭わしく思いながらも、結局父親としてチャールズをちゃんと愛していることが
しっかりと観て取れるからかな、と。


エヴァン・レイチェル・ウッドは可愛いと思う。
日本人好みする外国人の顔だと。可愛い。
こんなマクドナルド定員さんいたら、はしゃぐw


特に盛り上がるわけでも
何かアクションがあるわけでもなく
ある意味静かな作品なんだけど、良作。

なんかしみじみと、良いなぁ…と思うような、そんな作品。
面白い!とかじゃないんだけどね。



拍手、ありがとうございました!

拍手

PR

No.344|映画関係Comment(0)Trackback()

バンディダス

2011/03/29(Tue)13:50

51Kl24AYrWL__SL500_AA300_.jpg



日本で公開されなかったのが、非常に残念な映画。
ぺネロぺ・クルス主演のメキシコ版西部劇です。
内容は特にないんですけど(西部劇って勧善懲悪なもので、特にこれと言って内容はないと思うんだけども)
とにかく、大好きな映画。


内容は

アメリカ、ニューヨークの銀行は鉄道建設のため、メキシコの土地を買いあさっていた。
先祖代々受け継いできた土地からの立ち退きを地主から言い渡されたマリア(ぺネロぺ)は
抗議をしに、地主の元に行くが聞き入れられず、追い返されてしまう。
傷心のマリアが家に戻ると、そこにはNY銀行に雇われた殺し屋に襲われた父親と
燃える家が……
マリアは教会を根城にして、復讐、そして土地を取り戻すことを誓う。

その頃、地主の家では、今回の土地買収が違法なことが発覚して地主が殺されてしまう。
地主の娘、サラ(サルマ・ハエック)は家から逃げ出して、マリアと同じく復讐を誓う。

ひょんなことで知り合ったサラとマリア。
最初はお嬢様と小作人の娘、という育ちの違いで反発を繰り返すけれど
そのうち、徐々に絆を深めていく。
そして彼女たちは、搾取されたお金、そして土地を取り戻す復讐として、銀行強盗をすることに…


というオハナシ。
まぁ田舎育ちの教養のない馬鹿な、だけど素直で真っ直ぐな美女と
ヨーロッパに留学していた才女だけどお嬢様育ちで我儘な、美女が
手を組んで、時にお色気、バタバタコメディを織り交ぜて
故郷の土地を取り返そうと頑張るぜ!という
なんとも分かり易いオハナシ。

とにかく、ぺネロぺとサルマが可愛い。
とにかく可愛い。
時に殴り合いのケンカをしたり、男を取り合ってキス対決をしたり
これでもか!というくらい、可愛い。
内容なんてどうでもいいんじゃない?と思えるくらいに可愛い。
それだけで、この映画の価値はあるよ!!可愛いんだもん。可愛い。可愛い。

頭を使う要素が一切ないので、見ててとても楽ちん。
大好きな映画です。
娯楽映画ってこうじゃないと!!っていうね。

DVD欲しいなぁー(かなり本気)



拍手、ありがとうございました★

拍手

No.311|映画関係Comment(0)Trackback()

ジャスティス

2011/03/27(Sun)18:25

 
21NJ9VR1NEL__SL500_AA300_.jpg


ブルース・ウィルスが好きです。ええ。ええ。
僕的には外れの少ない俳優の一人です。

ということで、『ジャスティス』です。

内容は

第二次世界大戦中、ポーランドにて。米軍中尉のハーツ(コリン・ファレル)は父親が議員ということもあって、軍隊に所属していながらも前線に立ったことがない。
ある日、作戦本部に来ていた大佐を戦地に送る任を受け、ハリーは車を出す。
だが、車は途中で襲撃に遭い、大佐は死亡。ハーツもドイツ軍の捕虜として拷問、捕虜収容施設へと送られる。
そんな矢先、その捕虜収容施設に二人の黒人の空軍兵士が捕虜としてやってくる。
黒人差別が色濃く残る時代。施設の中という、隔離されたストレスのかかる空間。
そして黒人兵士の一人が、杭を持っていたという濡れ衣を着せられて処刑される。
生き残ったもう一人の黒人兵士は、はめた首謀者と揉める。そしてある日、そのはめた白人兵士の死体が発見される。
当然疑われる黒人兵士。
現れる、目撃者。
差別。偏見。同じ国の為に戦った同胞同志のいがみ合い。
ハーツは、黒人兵士の弁護士となることを決める。

というオハナシ。


正直、暗い話なんだけど。
グレゴリー・ホブリット監督らしい作品。らしすぎて、うん…ってなるくらい。
家族とか、友情とか、正義とか、自己犠牲とか。盛り込み過ぎて、淡白になってる感じ。

なんかね。内容が内容なので、誰が悪い、とか
これが正義だ、みたいなんはないんですよ。
そもそも戦争って、誰もが自分の正義や、自分の愛する国、家族の為に戦ってるわけで
どっちが良い者、悪い者、なんて定義では測れないですしね。

黒人兵士も
ドイツ軍の大佐も
ブルース・ウィルス演じるマクナマラ大佐も
コリン・ファレルのハーツ中尉も
それぞれ、自分の正義と自己犠牲と勇気で動いている。
それぞれがそれぞれに、カッコイイ。

惜しむらくは、詰め込み過ぎた感が否めないこと(まぁ、それも含めてホブリット監督!て感じなんですが)
もう少し、テーマを絞ればもっと良かったんじゃないか、と…
思わなくもない。



まぁ戦争映画は結構見るの疲れるよね…
あと邦画タイトルの 『ジャスティス』は内容的にちょっと違うきがするなぁ…
本来のタイトルは『Herts war』(ハーツ中尉の戦争)
前線に立つこともなく、ただ作戦本部にいただけのハーツが
自分の正義の為に戦う、彼の目で見た『戦争』。
このタイトルで良かったんじゃないかしらん???


拍手、ありがとうございました★

拍手

No.310|映画関係Comment(0)Trackback()

ダニー ザ ドッグ

2011/03/06(Sun)23:09

5173C8JXG3L__SL500_AA300_.jpg


弟に先に見られて悶々としてた映画。
やっと観れたよ!こんちきしょう!!

ダニーザドッグです。何故かドニーダーコと言い間違えてしまうのは
僕がただのドニーダーコ馬鹿だからかもしれませんが。

ダニーザドッグ。
上質な映画だった!!良かった!!
流石、ジェット・リー!


内容は
ダニー(ジェット・リー)は、ボスの犬だ。ボスは金貸しをしていて、返さない奴には容赦なくダニーをけしかける。
首輪を外され「殺れ」の合図で、ダニーのスイッチが入る。
そこに恐怖も何もなく、ただ指定された相手を倒す。それが犬のダニーの仕事。
しかしある日、集金に訪れたアンティークショップの倉庫で、ダニーは一台のピアノに目を奪われる。
そしてそこに盲目のピアノ調律師のサム(モーガン・フリーマン)が現れ、怯えるダニーにピアノの弾き方を教える。
ある仕事の帰り道、ボスに恨みを持った男の襲撃を受けて、ダニーは命からがら逃げ出す。
ダニーはサムに助けられて、家へと匿われる。
犬ではなく、人間として接してくれるサム、音楽、そしてサムの娘。
ダニーは徐々に犬から人間へと変わっていく。
思い出せない自分の両親、自分の過去。
人の優しさに触れたことで、もう他人を傷つけたくないと、暴力に怯えるダニー。
しかし再びボスに見つかり、戦うことを強制され、ダニーは必死で抗いながら
自分の過去と向き合い、そして歩き出す。


そんなオハナシ。

とにかく、ジェット・リーが!!犬なんだよ!本当に!!
ずっと犬を見て役作りをしたらしいけど、本当にまさに犬。
狂犬。そして飼い主に従順。そして捨て犬。
スイッチが入る瞬間がぞくりとする。表情だけで、空気も何もかも変えてしまう。
ジェット・リーは本当に素晴らしい。
勿論。彼ならではのアクションも素晴らしい。
アクション指揮のユエン・ウーピンは相も変わらず天才。
魅せる、魅せる。
ワイヤーの使い方が上手くて、不自然じゃないし、リアルなんだよね。

サムのトコロに匿われて、心を開かず、ベッドの下に隠れながら怯えて出された食事を食べるシーンとか
本気で可愛い。くそう、可愛い!!
首輪を外して生まれ変わったと表する場面も良い。
大人、子供、犬、人間、色んな表情、色んな感情、そんなものが非常に上手く演じられている。

モーガン・フリーマンは言わずもがなだし。
もう、なんであんなにカッコいいんだろう??
良質な映画だと思う。
確かに残酷なんだけど、それがちゃんと意味のある残酷さなんだよね。

アクション映画だけど、アクション映画じゃないと思う。
アクションシーンも沢山あるけど、これはヒューマンドラマだ。


観ても損はないよ!!絶対!!


拍手、ありがとうございました~

拍手

No.301|映画関係Comment(0)Trackback()

王の男

2011/03/04(Fri)23:29

51mjoJcthkL__SL500_AA300_.jpg


ずっと観たかった映画。結構不純な動機で(笑)

昔、この作品がDVD化された直後。
並んでるジャケを見て、友人が「この人、あんたの描く絵のキャラに似てる」と言って
まぁ確かに切れ長の目というか、ああ、成程な。と。
だからそれ以降観てみたかったんだ!
あんまり韓国映画に期待はしてないんだけど…
だからずっと見たいなぁー…と言いながら、言うだけだったんだけど(死)

やっと観れました!!


内容は16世紀の韓国王朝時代が舞台。芸人の身分がとても低い時代。
美しい容貌の女形コンギル(イ・ジュンギ)はその外見が災いして、芸だけではなく身体も売らされる。
それに反抗するのは、コンギルの相方で親友(同性愛的な友情)のチャンセン。
ある日、芸を披露した館の主人に夜の相手を命じられたコンギル。
それをとうとう見かねてチャンセンはコンギルと二人で逃げ出して、都へと向かう。
そしてそこで、当時の暴君であった王を題材とした芸をして、捕えられてしまう。
チャンセンは咄嗟に、王を冒涜したわけではない。王が笑えば、冒涜ではないことが証明されるはずだ!と啖呵を切り、結果、王の前で演じることとなる。
王は芸人を甚く気に入り、宮廷に住まわせることにする。
お気に入りの芸人を使っての、他の大臣達の政治の駆け引きに使われる芸人達。
そして再び、今度は王に寵愛を受けることになるコンギル。
暴君の暴走は日に日に酷くなり、コンギルに対して面白くないと思っていた愛妾達の罠。
翻弄され、葛藤する芸人たち。

というオハナシ。


僕的には ……… な話だったんですが
友人は大絶賛だった。

僕としてはコンギルがもちょっと。もうちょっと自己主張するというか意志表現をするというか
ただ、何処までも受け身で流されるのがイライラして。
チャンセンは毎回、コンギルの為に怒って、殴られて、拷問されて
なのにコンギルはハラハラと泣くだけ、みたいなね。
これが女だったら、嫌なヒロインだなぁくらいで済むけど 男だからね。
だから、そんなんだから、いつもいつも言い寄られるんだ!!!(怒)みたいな。

観る前は、もっとコンギルが野心的で
それこそ自分の美貌を武器にのし上がっていく系の話かと思ってたですが
全然そんなことなく、ある意味無欲の勝利か??みたいな。
ただ、コンギルは権力を欲しいわけではなく
ただ穏やかに生きていきたいだけで
そこは可哀相ではあった。

運命に抗うことなく、何処までも受容して、流されるコンギル。
そしてそんなコンギルを中心に、周りは抗い、暴走し、おかしくなっていく。

なんだろう??
芸人の身分がとても低い時代だから、抗うことなんか出来ないのかもしれないけど
受け入れる、流されるなら流されるでちゃんと自分の意志は伝えなきゃダメだと思うんだ。
意志らしい意志を出したのなんて、最後のチャンセンが出て行こうとした時の 「行くな!」と
処刑される前に王に懇願した時くらいだ。
王に意志を伝えるのは無理だったかもしれないけど(身分的に)
チャンセンに伝えることは可能だろうに…

演技も上手かったし、道具も綺麗で良かったんだけど
劇中に出てくる、コンギル達が上映する滑稽劇みたいなんが
僕的に下品すぎてちょっとしんどかった。
当時の芸ってああゆうのなのかもしれないけど、ちょっと…それで笑える品性って…ていうね。
まぁ僕が下ネタ嫌いってだけかもしれませんが。


なんか、結果。ふぅん…みたいな映画でした…
ちなみにコンギルが男と絡んでるシーンは一切ないので(笑)
そこは描かないのに、その劇中の下ネタはやるんだ、ていう
韓国映画業界の謎を感じた。
あと確かにイ・ジュンギは綺麗なんだけど
もっと!!もっと色っぽいのかと期待してた分ちょっと残念。
やはり日本の女形最強か…

ホモ映画だ!って思って観たら裏切られると思う。
ホモ映画、というくくりで評価されるのは勿体ない映画だと思うけど
多分、僕は二度は観ないな。一回で充分。


拍手ありがとうございました★
続きは拍手御礼~


拍手


つづきを読む

No.299|映画関係Comment(0)Trackback()