弟に先に見られて悶々としてた映画。
やっと観れたよ!こんちきしょう!!
ダニーザドッグです。何故かドニーダーコと言い間違えてしまうのは
僕がただのドニーダーコ馬鹿だからかもしれませんが。
ダニーザドッグ。
上質な映画だった!!良かった!!
流石、ジェット・リー!
内容は
ダニー(ジェット・リー)は、ボスの犬だ。ボスは金貸しをしていて、返さない奴には容赦なくダニーをけしかける。
首輪を外され「殺れ」の合図で、ダニーのスイッチが入る。
そこに恐怖も何もなく、ただ指定された相手を倒す。それが犬のダニーの仕事。
しかしある日、集金に訪れたアンティークショップの倉庫で、ダニーは一台のピアノに目を奪われる。
そしてそこに盲目のピアノ調律師のサム(モーガン・フリーマン)が現れ、怯えるダニーにピアノの弾き方を教える。
ある仕事の帰り道、ボスに恨みを持った男の襲撃を受けて、ダニーは命からがら逃げ出す。
ダニーはサムに助けられて、家へと匿われる。
犬ではなく、人間として接してくれるサム、音楽、そしてサムの娘。
ダニーは徐々に犬から人間へと変わっていく。
思い出せない自分の両親、自分の過去。
人の優しさに触れたことで、もう他人を傷つけたくないと、暴力に怯えるダニー。
しかし再びボスに見つかり、戦うことを強制され、ダニーは必死で抗いながら
自分の過去と向き合い、そして歩き出す。
そんなオハナシ。
とにかく、ジェット・リーが!!犬なんだよ!本当に!!
ずっと犬を見て役作りをしたらしいけど、本当にまさに犬。
狂犬。そして飼い主に従順。そして捨て犬。
スイッチが入る瞬間がぞくりとする。表情だけで、空気も何もかも変えてしまう。
ジェット・リーは本当に素晴らしい。
勿論。彼ならではのアクションも素晴らしい。
アクション指揮のユエン・ウーピンは相も変わらず天才。
魅せる、魅せる。
ワイヤーの使い方が上手くて、不自然じゃないし、リアルなんだよね。
サムのトコロに匿われて、心を開かず、ベッドの下に隠れながら怯えて出された食事を食べるシーンとか
本気で可愛い。くそう、可愛い!!
首輪を外して生まれ変わったと表する場面も良い。
大人、子供、犬、人間、色んな表情、色んな感情、そんなものが非常に上手く演じられている。
モーガン・フリーマンは言わずもがなだし。
もう、なんであんなにカッコいいんだろう??
良質な映画だと思う。
確かに残酷なんだけど、それがちゃんと意味のある残酷さなんだよね。
アクション映画だけど、アクション映画じゃないと思う。
アクションシーンも沢山あるけど、これはヒューマンドラマだ。
観ても損はないよ!!絶対!!
拍手、ありがとうございました~
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