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2024/11/24(Sun)02:22
徒然なるままに…
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2011/02/01(Tue)00:24
ケヴィン・ベーコン監督作品、ということで観てみました★
英題の『Lover boy』のままの方が良かったんではないかしらん??と思いましたが
オハナシの内容は
主人公エミリーはとにかく子供が欲しい。
精子バンクから精子を取りよせ、人工授精を試みるも上手くいかず
男漁りにも余念がない。
彼女は男が欲しいのではなく、とにかく子供が欲しいのだ。
そんなこんなで出来た愛息子に、エミリーは一種偏執とも言える程執着する。
二人きりの世界で、息子を自分だけのものに。
学校に行かせることを頑なに拒否し、
いざ行かせたとなっても、あれやこれや理由をつけては早退を繰り返させる始末。
しかし息子は徐々に成長していき、外の世界に興味を持ち始め
反抗するようになる(とはいっても可愛いもの。だってまだ6歳)
そして彼女は、二人の世界を永遠にするために…
という話なのですが。
これだけ見たら、物凄いホラーっぽいんだけども実際観てみたらそうゆう感じじゃなくて
確かに偏執的ではあるけども、それでもああ、理解出来る気がするなぁ、という感じ。
ママは本当に心の底から子供のことを愛してて
子供さえいれば、世界は充足感に満ちていた。
だけどやっぱり、子供には好奇心とか探究心があるから
外の世界に出ようとするし、いつまでもママと一緒じゃカッコ悪いと幼心に思ってしまう。
子供の自立心
そして子離れできない精神。
子供は無邪気で、そして時に酷く残酷。
男同志の話だから、と言ってママを仲間外れにしたりする。
それは悪気のある行為じゃなくて、普通なんだけど。
それでも、子供が世界な彼女には耐えきれない衝撃を与える。
なんか、色んな意味で抱きしめてあげたくなる映画だった。
まぁ、話の内容とか映画の出来的にはイマイチなんだけども。
とにかく、子役の男の子が超絶可愛くて
こんなん出来たら、そりゃ溺愛するかもね!という感じ。
妊娠する前のマドンナが
『私は夫はいらない。子供が欲しいだけ。
だから男はその為の道具なのよ』と言いきっていて
かっちょいいなぁ!と思ったのですが
確かに経済力があって、それこそ子供を育てることに支障がなければ
そうゆう考え方になってもおかしくない、とは思う。
世の中に、夫は要らないけど子供は欲しいなぁと思ってる女の人って
実は結構いるんじゃないかしらん。
結婚したくないけど、子供は産んでみたい、とか。それなりによく聞くし。
まぁ実際のところ、それで上手くいくところもあれば
やはり男親がいないことで障害なり、精神的な安定の欠如だったりがあるかもしれませんが
マドンナさんトコロのお子様はセレブでぶっ飛んではいますが
まあ…ちゃんと育ってはいるので(というか、問題は男親がいる、いないじゃなくて金銭感覚だし)
良いのでしょう。
こうゆう溺愛ママンを見てると
うちのラー子のママを思い出したりする。
多かれ少なかれ、自分の子供を愛してない親はいない。
だけどその一線、ほんの少しの境界線を踏み誤るだけで、とても危うくなる。
それって、どんなことに関してもなんだけども。
その境界線ぎりぎりの、そんな心情が描いてみたかったりします。はははん。
拍手、ありがとうございました~★
続きは拍手御礼~~~★
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