coccoの新譜 『エメラルド』
最初、ジャケ見た時に昔出した 『ザンサイアン』 のジャケを思い出しました。
あんな感じの沖縄テイスト溢れるジャケ。
今回は初めてのcoccoのオールセルフプロデュースだったので、何処を切り取っても彼女らしさが満載。
歌詞の残酷さや、酷薄さ、それでいて鋭いエッジも相変わらず。
曲も、ポップだったりガレージパンクだったり、ダンスフルだったり
それでいてcocco特有のあの伸びやかさも健在でとても聴いていて心地よいアルバム。
色んなタイプの曲を詰め込んでいる割に、全体のバランスは良いです。
それも、彼女の歌声、そして骨組みがあってこそなんだろうなぁ…と。
今回、彼女のセルフプロデュースなので、多分に彼女が心地よく歌える環境(音程とか、音楽的な環境)だったんだろうなぁ…と。
あと、今回は沖縄弁が沢山使われていて
それこそ、歌詞カードの日本語と英訳を両方見て意味を知る、という部分が結構あるのですが
歌詞の意味は分からずとも、音は耳に馴染む気がします。
個人的には、ロシア語とかそうなんですけど
なんでか分からないし、意味も全く分からないんですが、聴いていると落ち着く。そんな音。それがロシア語。
あと、ロシアのアーティストの音が好きなんです。
ああ、ロシア…行ってみたいなぁ…
今回のアルバムは良い出来だと思います★
ここ近年で発表された彼女のアルバムの中では一番好きかも。
僕はどっちかと言えば、彼女の 『陰』 『毒』 の部分に惹かれてしまうので…
最近はどちらかと言えば 『陽』 の部分を出したアルバムが多かったように思うので…
今回のアルバムは。この陰と陽のバランスも良い。
ライブが楽しみだ。
本当にね~
拍手、ありがとうございましたん★
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