国交省のお偉いさんから回ってきた謎のチケット。
というか、気に入られたのでいただけた、という…
まぁいいか。
コネって大事。
そこはかとなく微妙に気にならなくもないけど、まぁいいや。
気にしないでおこう。
タンゴ。
タンゴと言えばアルゼンチン。
そしてダンス。
なのですが、今回のコンサートは『タンゴを聴く』というね。
日本を代表するタンゴ歌手の冴木杏奈さんという方のコンサートでした。
海外を拠点として活動することが多いそうなのですが
(まぁ、日本でタンゴ歌手といって何処まで活動の場所があるか、と考えれば当然なのですが…)
これがまぁ、なんとも凄い経歴で…
今年建国200年のアルゼンチンで、黄金の間での歌唱や(黄金の間での演奏はアルゼンチンの人でももぼ叶わないほど栄誉なこと)
スペインのグラナダ・タンゴフェスティバルのメインゲストに加え
ペルーやその他色々な国で絶賛されてるわけですが
いやぁ…
こんなに気持ちよさそうに歌を歌う人、久しぶりに見た。
歌唱力、声量、声質、どれをとっても素晴らしかった。
コンサート自体は一部、二部構成になっていて
聞く前は、もっとスタンダードなタンゴナンバーを歌うのかと思ったのですが
今回は、新しく出したアルバム 『エレクトリックタンゴ』 という新ジャンルに挑戦★ということで
数々の名曲をタンゴにアレンジした楽曲が面白かった第一部。
めっちゃオールディーズ。
ビートルズ、カーペンターズ、スティング、over the reinbowなどなど
タンゴにアレンジしたらこんな風になるのか、とちょっと感動しました。
面白いなぁ。
少しボサノヴァちっくにもなるのね。
そして第二部はフォルクローレ(民族音楽)から始まって
ベートーベンの月光をタンゴアレンジしたものや
まるでミュージカルのような語りが入るパフォーマンスに移っていく。
コンサート、とひとくくりに出来ない演出というか
これもタンゴなのか?という、吃驚具合。
タンゴって、もう定番スタンダードなもののイメージしかなかったので
まさに目からうろこ、というか…新境地開けたな、みたいな感じでした。
最後のアンコールはまさかのアカペラAmazing Grase。
Amazing Grase みたいなみんな知ってる上に上手さがダイレクトに分かるような楽曲はヤバイね…
スポットライトがそこだけ当たって
彼女の歌声だけが響く。
本当に気持ち良く、何処までも伸びる声で素敵でした。
ちょっと泣きそうになった…
いや。良かったです。
タンゴの世界が広がりました(笑)
家にはアルゼンチンタンゴのCD(スタンダードな)しかないけど。
引っ張り出してみたいと思います★
もし機会があれば聴いてみて欲しいなぁ。冴木杏奈。
ぶっちゃけチケットはお高いんだけどね…
今回は僕、タダだったけどね…貰いものチケ。いひひ。
CDも出してらっしゃるので、Amazonらへんで視聴してみてください(笑)
拍手、ありがとうございました★
なんだか年末はシャンソンに行こう、とか言われてます…
僕は何処に向かおうとしているのか…(遠い目)
けどその前に年末はSMイベントが…(本当に何処に行こうとしているんだい???)
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