さて。前評判も最悪で、期待値はゼロな映画。ダウンです。
B級臭が堪らない!と思ったのですが、実際はB級どころじゃなかった…
いやぁ…
もう…
酷いね!!
内容は
主人公はエレベーター整備士。
高層ビルのエレベーターで事故が発生し、原因を調査。
しかし原因は見つからず、そうこうしているうちに再びエレベーター事故が発生する。
取材記者と共に彼は隠された原因を探り出す!
というオハナシ。
本作は20年以上前のB級ホラーのリメイクなんですが
いやぁ…駄作。というよりも、なんだろう?B級なんだけど、監督がB級になるんをかたくなに拒否した結果
目も当てられない、みたいなことに…
まずエレベーターが殺戮って段階で何をどう頑張ったところでB級にしかならないだろうに。
昔の作品は、それこそ無名の役者で叫ぶだけ、みたいなお約束B級感。
お手軽+チープな感じだったのですが
何を思ったか主演にナオミ・ワッツ起用。ナオミ…仕事選ぼうよ…
まぁ逆にナオミ・ワッツの為だけに観てもいいかも、な映画。
彼女は可愛いですね。見どころはないけどね。活躍とかもないし。
結果、エレベーター暴走の原因は
元軍の研究員だったが、研究が失敗して追い出されたマッドな科学者が作り上げた
なんだか生き物の脳をつかった機械、バイオメカで…
その結果、エレベーター大暴走。
ワイヤーを自由に動かして、人を絡め取ったり(死)
地下でなんだかよくわかんないけど、バキュームみたいに人を吸い込んだり
いやぁ…意味不明なんだけど。
意味不明なんだけど…B級でいいじゃないか…B級以外になれないのにどうした?という感じな。
何処までもB級なのに、ちゃんと撮ってる映画。
シリアスに。原因究明とかちゃんとしてて。(それがまた痛い…)
なんか…
観てて、居たたまれなくなってくる映画だった…
最後のバイオメカの映像も、今時もうちょっと子供向きの特撮でも頑張るべ?という外見で。
80年代のホラーを思い出しつつ、ちょっと頭抱えた。
ナオミ・ワッツコレクター、彼女のファン(しかも熱狂的な)以外は観る価値なし。
ないな。
拍手、ありがとうございました★
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